運と実力を兼ね備えたファッション雑誌の敏腕イケメン編集長・陸星成(ルー・シンチョン)。
かたや20年間、不運続きのファッションデザイナー志望の童小悠(トン・シャオヨウ)。
ツキがなく失敗ばかりの小悠は、編集部で雑用しかさせてもらえない日々を送っていた。さらに運悪く、小悠は星成と偶然キスをしてしまう。ところが、この“キス”をきっかけに二人の運気が逆転。以降、星成はケガで入院したり、雑誌の販売部数が落ちたり…と怒涛の不運が押し寄せる。一方、小悠は一転してラッキーに恵まれていく。小悠を疫病神扱いする星成だが、小悠の家に居候することになり…!?

第1話「デザイン」

幼い頃、ニケのドレスを目にした童小悠(トン・シャオヨウ)は、ファッションデザイナーを夢見て育った。しかし、いつも不運に見舞われる小悠は、自分は運に見放された人間だと思っていた。ファッション雑誌『CHIC」の敏腕編集長の陸星成(ルー・シンチョン)は強運の持ち主で、業界の注目を集めていた。ある日、小悠は機転をきかせ念願のデザイン部に異動する。しかし、いきなりファッション番組への出演を命じられ…。
第2話「偽り」

童小悠(トン・シャオヨウ)は、番組で共演した路言之(ルー・イェンジー)を憧れのドレス「ニケ」の作者だと思い込む。作者との再会を喜ぶ一方で、番組では彼にボロ負けしてしまう。そんな小悠を陸星成(ルー・シンチョン)は自分のアシスタントに任命する。星成の過酷な要求に答えるため、懸命に働く小悠。しかしある日、小悠は星成の大切にしているペンダントを無くしてしまう。
第3話「憧れのニケ」

酒を飲みすぎ、転んだ拍子にキスをしてしまった童小悠(トン・シャオヨウ)と陸星成(ルー・シンチョン)。それ以降、小悠は運気は上り調子に良くなっていく一方、星成は不運に見舞われ始めた。路言之(ルー・イェンジー)からの仕事のスカウトを喜んだ小悠だったが、星成は彼女の退職を認めず、CHICデザイン展を担当する事に。
第4話「警察は要らん」

自ら運転する車で陸星成(ルー・シンチョン)を轢いてしまった童小悠(トン・シャオヨウ)。事故の責任を感じた小悠は、懸命に星成の世話を始める。星成が不在の中、デザイン部では林莎拉(リンサラ)が実権を握り始めた。編集長の座を奪いたい莎拉は、小悠に路任(ルー・レン)への取材を命じる。なかなか路任への取材アポが取れず悩んだ小悠は、路言之(ルー・イェンジー)に相談する。
第5話「育てる」

童小悠(トン・シャオヨウ)の交通事故を聞きつけた両親が、陸星成(ルー・シンチョン)の見舞いに訪れる。そこで小悠がキスの話しているのを聞いた両親は、二人は恋人同士だと思い込む。路任(ルー・レン)への取材が叶わず悩んでいた小悠を見て、星成は記事の穴埋めが出来るよう、こっそりと別の取材を進める。一方、路言之(ルー・イェンジー)も小悠の為に路任への取材手配をすることに。
第6話「心は同じ」

やっと退院した陸星成(ルー・シンチョン)は、記者たちが自宅前にいて自宅に帰れず仕舞い。そんな中、CHICでは林莎拉(リンサラ)の成功を祝う宴が開かれていた。莎拉の発言に怒りを覚えた童小悠(トン・シャオヨウ)は、反論し退職することに。それを知った路言之(ルー・イェンジー)は、小悠を言格(イェンガー)へと誘う。そんな小悠の家に、自宅に戻れない星成が転がり込む。
第7話「軋轢」

言格(イェンガー)へ転職した童小悠(トン・シャオヨウ)を、路言之(ルー・イェンジー)がいきなりチーフデザイナーに抜擢。この為、生え抜きの他のデザイナーから妬まれてしまう。特に小悠と同級生だった呉夢(ウーモン)からは目の敵にされていた。ある日、小悠は言格のデザイナーとして記者の取材を受ける。しかし、なぜか話していない社内機密まで記事にされていた。
第8話「大人のピュア」

社内機密を漏らしたことを責められる童小悠(トン・シャオヨウ)。路言之(ルー・イェンジー)は小悠をかばうが、会長の程佩玉(チョン・ペイユー)は許そうとしなかった。小悠のピンチを知った陸星成(ルー・シンチョン)は、小悠の記事を書いた記者を呼び出し、真相を問いただす。実は、全てが呉夢(ウーモン)の仕組んだ罠だと知った小悠は、自らの潔白を証明し、新しい秋のファッションテーマを発表する。
第9話「写真」

陸星成(ルー・シンチョン)の自宅に物を取りに行った童小悠(トン・シャオヨウ)は、その昔、番組司会者の穆揚(ムーヤン)と星成が親しかったことを知る。そして、星成に部屋で見かけた「ニケ」を着た女性の写真のことを尋ねるが、話そうとはしない。小悠は、モデルの温惜(ウェンシー)と一緒に星成の過去を探り始める。一方、路家には大女優 葉芒(イエ・マン)が記念パーティーでのドレスの相談に訪れていた。
第10話「絶好のチャンス」

葉芒(イエ・マン)がパーティーでまとうドレス公募に、ファッション業界は活気づく。言格(イェンガー)では路言之(ルー・イェンジー)が代表として参加することに。言之はアシスタントに童小悠(トン・シャオヨウ)を希望するが、反発のため社内公募が行われることに。一方、温惜(ウェンシー)は陸星成(ルー・シンチョン)の過去を探る為、穆楊(ムー・ヤン)に近づく。
第11話「紙一重」

酒に酔った穆楊(ムー・ヤン)から陸星成(ルー・シンチョン)の過去を聞き出した童小悠(トン・シャオヨウ)。そして、憧れの「ニケ」のデザイナーは星成だと知る。自宅に帰りそのことを星成に話すが、過去を蒸し返された星成は怒りだす。星成に再びデザインに興味を持ってもらう為、小悠は彼をC&Gのデザイン展へ連れていく。しかし、そこで星成は昔の友人、江顔(ジアン・イェン)と再会する。
第12話「ひとつの願い」

陸星成(ルー・シンチョン)の誕生日を知った童小悠(トン・シャオヨウ)は、彼に内緒で誕生日パーティーの準備を始める。母親を亡くして以来、誕生日を祝っていなかった星成は、過去を思い出しながら願い事をする。そんな中、穆楊(ムー・ヤン)から誕生日祝いのメッセージが届く。それは、「明日のランウェイ」への出場を促すものだった。一方、星成の番組出演を知った林莎拉(リンサラ)は…
第13話「忘れかけた闘志」

「明日のランウェイ」へ陸星成(ルー・シンチョン)の出場が決まっていたが、何者かの圧力により出場を取り消されてしまう。それを知った穆楊(ムー・ヤン)が上層部に掛け合い、再び出場は認められることに。当日、二人のデザイナーと競うことになった星成。対戦相手を痛烈に批判するが、彼が準備した作品は驚くものだった。
第14話「ミックス&マッチ」

葉芒(イエ・マン)のドレスのデザインに励む陸星成(ルー・シンチョン)と童小悠(トン・シャオヨウ)。また、江顔(ジアン・イェン)も公募デザインを考えていた。そんな中、星成と小悠のスキャンダルが林莎拉(リンサラ)の仕業で出回ってしまう。このスキャンダルの結果、葉芒ドレスのデザインの入賞が決っていた星成と小悠の作品が取り消されてしまう。
第15話「努力」

陸星成(ルー・シンチョン)とのスキャンダルのせいで、童小悠(トン・シャオヨウ)は程佩玉(チョン・ペイユー)会長から、辞職するよう迫られる。部下たちからも悪口を言われ落ち込む小悠。一方、星成は自分が悪者になることで、事態を収めようと考える。星成はマスコミの前で「小悠を利用した」と発言するが、それを聞いた小悠はショックを受けてしまう。
第16話「返却」

陸星成(ルー・シンチョン)と距離を置くと決めた童小悠(トン・シャオヨウ)は、入れ替わった運をもと通りに戻すため、星成のスタジオを訪れる。星成にキスをしてスタジオを出た後、雨に打たれた小悠は、高熱を出して倒れてしまう。一方、星成と小悠の葉芒(イエ・マン)コンペの入選が再び認められ、作品の準備が始めることに。病に倒れた小悠の状況を知った星成は、内緒でドレス作りを手伝う。
第17話「ステッチ」

童小悠(トン・シャオヨウ)が熱にうなされている間、陸星成(ルー・シンチョン)は、こっそり小悠のドレスを仕立てていた。作業が進んでいるドレスを見て、不思議に思う小悠。熱も下がり、いよいよ完成したドレスを梱包する時、小悠はドレスに見覚えのないステッチを見つける。コンペ会場にドレスを搬入後、なんと火災が発生し小悠のドレスは燃えてしまう。
第18話「大好き」

コンペのドレスが焼失し、温惜(ウェン・シー)らとやけ酒を飲んでいた童小悠(トン・シャオヨウ)。小悠は酔った勢いで陸星成(ルー・シンチョン)のスタジオを訪れ、さんざん悪態をついた後、告白してしまう。葉芒(イエ・マン)のデビュー30周年を記念するパーティーが開催。葉芒は星成のデザインしたドレスを装い登場する。しかし、それを面白く思わない林莎拉(リンサラ)は…。
第19話「時の人」

林莎拉(リンサラ)は、パーティーの会場で陸星成(ルー・シンチョン)のドレスのデザインは路任(ルー・レン)の盗作だと訴える。路任は24年前に息子のアイデアを参考にし、デザインしたと言うのだ。突然、江顔(ジアン・イェン)は記者たちに、星成が路任の息子であると明かす。ドレスが選ばれた上に新たな事実も明らかとなり、星成は様々時の人となっていく。
第20話「生き方は決められる」

路任(ルー・レン)は、陸星成(ルー・シンチョン)が自分の息子であると記者たちの前で認める。母と自分を捨てた路任を憎んで生きてきた星成。一方、星成と連絡が取れず心配した童小悠(トン・シャオヨウ)は、彼が幼い頃住んでいた家の庭で星成を見つける。小悠に初めて心の内を明かす星成。一方、程佩玉(チョン・ペイユー)会長は、星成を陥れようとしていた。
第21話「決心した」

温惜(ウェン・シー)の暴露により、言格(イェンガー)社内は不穏な空気が漂っていた。路言之(ルー・イェンジー)は童小悠(トン・シャオヨウ)に迷惑をかけまいと辞職を進めるが、小悠は会社を支える決心をする。一方、温惜は自分に好意を寄せる穆楊(ムー・ヤン)との関係に悩んでいた。自分と関わる事で迷惑をかけると避けていた温惜だが、穆楊の熱意に感動しついに…。