第1話「カレーの世界は甘くない」
ティンエン(ウー・カンレン)は、若き敏腕シェフ兼"ラ・ミュール"の社長。フェンチン(シャオ・ユーウェイ)は夜市を仕切る凄腕料理人。ある日、ラ・ミュールの代表料理カレー伊勢えびの格安類似店として、フェンチンの店がネットで話題に。偶然、夜市を通りかかったティンエンは、フェンチンのカレーえびバーガーを酷評してしまう。
第2話「7日間の契約」
フェンチンはラ・ミュールを訪れ、ティンエンへのリベンジとカレー伊勢えびの再現を試みるも結果は失敗。悔しがるフェンチンは7日あれば料理法をマスターすると宣言し、ティンエンのもとで料理を学び始める。するとその夜、地震が起こり、店内は停電してしまう。
第3話「夫婦の絆 ラクサ」
ティンエンのお任せ料理が売りのラ・ミュールに大富豪の夫婦が予約を入れる。結婚当初貧しかった夫妻が披露宴で食べた家庭料理を、結婚30周年の記念に食事したいとの希望だった。フェンチンらとレシピを見つけようとするが、当時の料理人は消息不明で、お店も既に閉店していた。
第4話「影をひそめる記憶の闇」
幻の家庭料理ラクサの味を忠実に再現したフェンチンは、ティンエンから料理人としての力量を認められ始める。そんなフェンチンが料理の修行中にまた停電が発生。しかし、それはティンエンのサプライズだった。
第5話「見捨てない、それが仲間」
フェンチンは、ラ・ミュールでのデザートレッスンでフルーツフランベを作るが、その味は最悪。お酒の知識が不足していると様々なお酒を試飲することに。その矢先、ティンエンにフェンチンが大切にしていた父の形見のノートを捨てられそうになり、険悪なムードになる二人は…。
第6話「ケジメのつけ方」
料理コンテストの結果、特別な休暇を勝ち得たフェンチンは、ティンエンに連れられてパーティーへ参加することに。夜市ではフオ・ティンエンの名声を営利目的に利用していると誤解され口論になってしまう二人。
第7話「パーフェクト・マッチ」
ワイナリーパーティーでワインと食べ物との相性をティンエンから教わるフェンチンは、ケーキを思わず「変な味」と言ってしまう。それが主催者の耳に入り、フェンチンは急遽パーティー会場の料理をふるまうことになる。
第8話「ちょっぴり危険な朝帰り」
目覚めると、一緒のベットに寝ていたティンエンとフェンチン。パーティーで泥酔したお互いの記憶を手繰り寄せながら、少しずつ昨夜の出来事を思い出す二人。そこに突然の訪問者が現れ、ティンエンは大ピンチ。
第9話「もつれ合う感情の糸」
ラ・ミュールに訪れたマナーの悪い客に強気の態度で接客してしまうフェンチンは、ティンエンから説教を食らってしまう。夜遅くまで、新メニューの考案に取り組んでいたティンエンは、ようやくフェンチンへの思いに気付き始める。
第10話「守ってあげたい人」
夜市のメンバーでフェンチンに想いを寄せるシャオウェイは、朝帰りしたフェンチンに怒り、家を出ていくと宣言する。仕事中も身が入らず失敗ばかりのフェンチンを見かねたティンエンは、シャオウェイと話し合うよう背中を押す。
第11話「消えない痛み」
鬼門だった料理“ホワイトカレー”のオーダーが入り厨房に立つが、思い通りにいかないティンエン。フェンチンは、ホワイトカレーがティンエンの亡き妹の好物と知り心配する。そしてある日、2人は川で遭遇し、一緒にキャンプをする。
第12話「明かされる“あの夜”の謎」
フェンチンは、気になっていた動画をティンエンに見せ、告白の返事をする。誤解だと釈明し共に眠りにつくティンエンだったが、あまりにひどいフェンチンの寝相でなかなか眠れない。帰宅しようとしたその時、ティンエンの祖母が入院したと連絡が入り…。
第13話「サフランに込められた思い」
臨時会議に呼ばれたティンエンと弟のティエンジーは、副会長の悪巧みにより、急きょウルグアイ大使館向けの料理を“台湾屋台料理”に変更することになる。夜市の女王であるフェンチンに相談しようと試みるが、避けられてしまい話ができない。
第14話「それぞれの切なる願い」
7日間の契約最終日。課せられた最終試験を迎えたフェンチンは、夜市の仲間の助けを得て、独自のカレー伊勢えびを作り上げていく。合格すれば契約終了、不合格ならラ・ミュールに残留…。果たしてティンエンの出した結論は…?
第15話「亀裂」
シャオウェイの誕生日を祝うフェンチンは突然シャオウェイから告白される。大使館向けのメニュー作りに苦労するティンエンは、料理の概念の違いからスタッフとケンカしてしまう。フェンチンを呼び戻すことを提案するが、首を縦に振らないティンエン。
第16話「あなたのために できること」
フェンチンにまで妹の死と向き合わせられ、悩むティンエン。その帰りにケガをしたフェンチンは、心配して駆け付けたシャオウェイにティンエンへの思いを告げる。そんな中、ラ・ミュールの従業員全員が入院する事故が発生してしまう。
第17話「明暗を分けた瞬間」
ラ・ミュールの絶体絶命のピンチに、フェンチンを始め夜市の仲間たちの協力で、無事乗り越えたティンエン。記者たちが大勢集まる食事会で、ティンエンの母らはティンエンと想いを寄せるルーシーの婚約発表を行おうとしていた。
第18話「私 彼の婚約者です」
フェンチンに婚約者として振る舞うようにお願いするティンエン。早速、2人はティンエンの祖母に挨拶するためティンエンの自宅を訪れる。案の定、ティンエンの母は大反対。説得するティンエンだが、その最中に倒れてしまう。
第19話「前途多難な“婚前”生活」
ティンエンの自宅で初めての夜を迎えたフェンチンだが、ルーシーとの結婚を望むティンエンの母は結婚を阻止しようとする。平然を装い夜市で働くシャオウェイは、二人の婚約に納得いかず、フェンチンを連れ戻そうと試みる。
第20話「思い出のカレーパン」
ティンエンの嫁としてどちらがふさわしいか品格チェックを受けるルーシーとフェンチン。それぞれ苦手分野を課されクタクタに。ルーシーのティンエンへの想いを聞いたフェンチンは応援することにしたが、その想いとは裏腹にモヤモヤしていた。
第21話「心が動いた瞬間」
ルーシーの想いをティンエンに伝えるフェンチンは、逆にティンエンから告白されてしまう。シャオウェイに事の成り行きを説明するが、ティンエンの告白を知り動揺するシャオウェイ。そんな彼にティンエンの気持ちが本気かどうか相談をするフェンチン。
第22話「嫉妬で測れ 男の本気度」
シャオウェイから入れ知恵された作戦を実行したフェンチンは、ヤキモチをやいたティンエンから忠告を受けてしまう。ティンエンの祖母の誕生会当日、フェンチンがカレー伊勢えびを参加者に振る舞うことになる中、裏で怪しい動きをする人物がいた。
第23話「裏切者を成敗せよ」
シャオウェイから送られてきたフェンチンと楽しそうな動画を見て、ティンエンは嫉妬心を覚える。翌日、ラ・ミュールに衛生局から調査が入ると通達が届く。ここ最近の不可解な出来事にある人物が関係していたことが判明する。
第24話「見守ることも愛」
ティンエンは、ラ・ミュールに不利益をもたらせていた当事者への処分を下すべきタイミングを見計らっていた。スタッフとフェンチンがシェフとしての心構えに関して口論に。すると、ティンエンはこれまでの不可解な謎について話し始める。
第25話「前途多難な“婚前”生活」
ティンエンの祖母に会社の株10%を譲渡すると言われ、偽の婚約者であることに心を痛めるフェンチン。祖母の発表に危機感を感じたティエンジーらは、ティンエンを社長解任に追い込む策を講じていた。
第26話「私があなたの家になる」
全責任を負い、社長の座を退いたティンエンは追放されてしまう。家を出たティンエンは、携帯の電源を切り音信不通に。ティンエンの行方を捜索するフェンチンだが一向に見つからず、不安が募っていく。そんな中、ティンエンが昔話をしたある場所を思い出した。
第27話「真の料理人とは」
社長の座を手に入れたティエンジーは、過去のトラブルの根源が婚約者のユーチンであったことを知る。一瞬にして地位も財産も失ったティンエンは喪失感に苛まれていた。しかし、真の料理人として何が重要か見出し、新たな夢に向かって前向きに進む決心をするティンエン。
第28話「あなたは最高!それがすべて」
泥酔したティエンジーは酒の勢いでルーシーに秘密を明かし、そして一夜を共にしてしまう二人。一方、コロネーション・チキンをつくるティンエンとフェンチン。それを参考に新メニューを開発する。そんな仲むつまじい二人の姿を目にしたシャオウェイは…。
第29話「手放すべきもの」
母親の資金横領問題が手に負えなくなっていくティエンジー。経営危機のヤニスを救おうと奮闘するティンエンは、兄弟の力を合わせて乗り切ろうと励ます。今までフェンチンに素性を隠していたシャオウェイによりフェンチンの大きな転機となる。
第30話「たどり着いた場所」
世界的にも認められるシェフに成長したフェンチンだったが、未だにティンエンの事を忘れられない。一方、フェンチンを気にかけながらも、フェンチンを避け、キッチンカーで営業を続けていたティンエン。
地上波版 全30話