結婚なんてお断り!?

郝萌/ハオ・モン(ロイ・チウ)は、離婚裁判で敗訴したことが無いという法曹界の伝説となっている離婚弁護士。ハオ・モンに離婚裁判の舵を託せば、養育費も親権も必ず全てが手に入ると評判の超イケメン弁護士である。環真/ホァンジェン(アリス・クー)は、仕事を勝ち取るためには手段を選ばず、黒を白と言い換えることができる、旅行会社で働く敏腕の営業部長。そんな二人が出会い、恋の歯車に巻き込まれていく大人のラブコメディ。

第1話

旅行会社に勤めるホァンジェン/環真(アリス・クー)は、28歳にして営業部長というキャリアウーマン。同窓会に参加したホァンジェンは、自分と全く同じブランドに身を包んだ犬猿の仲のションナン/勝男(ジョアンヌ・ツァン)と再会。そこに出くわしたションナンの兄 ハオ・モン/郝萌(ロイ・チウ)は「ジャスティン」として妹の彼氏に仕立てられてしまう。

第2話

占い師であるホァンジェンの母は、運勢が悪いと結婚に大反対。しかし、ホァンジェンはフィアンセのプロポースのセリフに心動かされ、結婚に同意してしまった。実はそのセリフは、ハオ・モンの気持ちだった。良縁を望むホァンジェンの母は、娘の幸せを桃の花に託す一方、ションナンはホァンジェンの結婚式の介添人を務めることに。

第3話

式場の下見に行ったホァンジェンは、予約がキャンセルされていることを知る。ションナンの仕業と疑いながらも敏腕営業部長として窮地を乗り越えていく。同じ会場では、ハオ・モンが母親からお見合いを強要されていた。それを二股の現場と勘違いしたホァンジェンは証拠写真で揉み争っている最中、ホァンジェンの胸にハオ・モンの手が・・・。

第4話

ションナンの策略によってホァンジェンの元カレの人数サバ読みが発覚し、結婚式はめちゃめちゃになってしまう。式場から飛び出したホァンジェンは、遅れて式場に到着したハオ・モンにキスをし、連れ去ってしまった。悲しみに暮れるホァンジェンに付き合わされたハオ・モン。二人は思わぬ一夜を迎えることに。

第5話

結婚式をつぶされた夜のホァンジェンとハオ・モンの一夜が、徐々に明らかになっていく。二人は浴びるように深酒をして、泥酔してしまっていた。ションナンの彼氏だと思い込んでいるホァンジェンは、結婚式を壊された復讐のためにハオ・モンを奪おうとし、彼氏として付き合おうとする。一方、ハオ・モンは一目惚れの相手であったホァンジェンを受け入れていく。

第6話

復讐のためにションナンの会社に入社したホァンジェンは、ションナンの部下を手なづけていき、ションナンの仕事を徐々に奪っていく。そしてハオ・モンと初デートの日を迎えたホァンジェンは、食事の後に温泉に向かうことに。復讐のための恋の罠を仕掛けるホァンジェンを前に、駆け引きに揺れるハオ・モン。二人の恋のバトルは続いていく。

第7話

ホァンジェンとの仲を母親や妹のションナンに疑われ始めているハオ・モンは、彼女である”妹”と偶然現れたホァンジェンと三角関係の修羅場を演じてしまう。一方、会社では“略奪女”と噂されるようになってしまったホァンジェンは、それを逆手に取って同僚の同情を買う作戦に転じ、新たな罠を仕掛け始めていった。

第8話

離婚を取りやめる夫婦が多いことに気づいたハオ・モンは、占い師である桃花を訪ねることにした。そこは何とホァンジェンの実家で、桃花はホァンジェンの母であることに気づくハオ・モン。彼を娘の結婚相手として気に入った桃花は恋の魔法をかけることに。一人暮らしを始めたハオ・モンの手助けするために、二人は新居に向かった。

第9話

ホァンジェンと自宅で抱擁しているところに出くわしたションナンに問い詰められるハオ・モン。しかし、妹の忠告に聞く耳を持たない。仕事でも商談を先越されストレスが溜まっていたションナンは、急いで取引先に向かっている途中、車にひかれそうになってしまう。慌てて車から降りてきた相手は片思いの人だった。

第10話

嫉妬を感じ始めたホァンジェンは、本気になり始めているハオ・モンとの関係に躊躇し始める。そんなホァンジェンを楽しませようと、むかし冗談で言った夢を叶えようとするハオ・モン。そんな二人が帰宅した家には、ションナンがいた。元カノが鍵を持ち続け、浮気男と勘違いしてしまうホァンジェンの誤解を解こうとするが、彼女は聞く耳を持たない。

第11話

ホァンジェンの傷ついた顔が忘れられず、“彼女の存在の大きさに気付くハオ・モンは、家族に叔父の婚約者であったホァンジェンと付き合っていることを伝える。そして、ホァンジェンにションナンとは兄妹であることを伝え、よりを戻そうとするハオ・モンだが・・・一方、ションナンは学生の頃の片思いの先輩チエンヤオ/前躍(ハリー・チャン)と再開し、一緒に仕事を始めることに。

第12話

ホァンジェンの担当弁護士になったハオ・モンは、ホァンジェンに謝るチャンスを見つけるもプライドが邪魔して素直に謝れずにいた。ホァンジェンも仕事モードで接する彼を前に、気を引こうと他の男性とのデートの約束を誤送信を装い送信する。それを知ったハオ・モンは彼女を尾行すると、そこにいたのはチエンヤオだった。

第13話

チエンヤオ/前躍に片思いするションナン勝男は彼の会社に業務提携を提案するが、努力の甲斐もなく案は不採用となる。チエンヤオの兄である好色な社長が、ホァンジェンの案を採用するよう指示していたのだ。一方、自分のせいでホァンジェンを危険な目に遭わせてしまったハオ・モンは、彼女の自宅前で徹夜の見張りを続ける。

第14話

業務提携の話が進む中、チエンヤオとホァンジェンは二人きりで打ち合わせをする機会が増えていく。そんな二人の関係に居ても立ってもいられないハオ・モンとションナンが尾行をすると、なんと二人は高級ホテルの部屋へ…。動転したハオ・モンはついにホァンジェンに気持ちを伝えるが、ケンカ別れになってしまう。しかし、その直後に事件が起きた。

第15話

大きな業務提携を成立させたホァンジェンはついに部長に昇進。それは同時に、賭けの結果、ションナンが会社を去ることも意味していた。ションナンとの仲たがいを終わらせようと、学生時代に彼女が想いを寄せていたチエンヤオの真の姿を語り始めるホァンジェン。その事実に驚き、受け入れられずにいるションナンの前に再びチエンヤオが現れる。

第16話

離婚すると息巻いてハオ・モン宅に転がり込んできたハオ・モンの母は、「自分の結婚は失敗だった」と息子に本心を語る。そしてホァンジェンに、息子との交際には反対だと釘を刺す。ホァンジェンの父は落ち込む娘を見かねて、若かりし日の恋バナを披露。ホァンジェンは父がどのようにして今の家庭を築くことになったのかを知る。

第17話

幼い頃からハオ・モンは緑の地球を守るヒーローになりたいと夢見ていた。それを実現できる大きなプロジェクトへの参画を後輩から請われるが、その地は遠く離れたシンガポールだった。将来に関わる重大事を、ハオ・モン本人からでなく後輩女性から知らされて傷つくホァンジェン。そんなホァンジェンをハオ・モンは彼の秘密基地へと連れていく。

第18話

韓国でのウエディング・ツアー企画のために、ホァンジェンは結婚写真のモデルとして二人で韓国へ行こうとハオ・モンを誘うが、彼は写真が嫌いだからと乗り気ではない。そんな折、チエンヤオの会社との業務提携を祝うパーティーに出席したホァンジェンは、ウエーターのミスで服を汚されてしまう。それは悪夢の始まりだった。

第19話

チエンヤオの兄であるシーダイ時代グループ社長の暴行未遂事件をメディアは大きく報道するが、なぜかホァンジェンのほうから枕営業でシーダイ時代グループに提携を持ちかけたと報じられ、ホァンジェンの職場や自宅にも連日記者が詰めかける状況に。事件を知ったハオ・モンは弁護士としてホァンジェンを守りつつ、チエンヤオに事の真相を問いただすが…。

第20話

記者たちの取材から逃れるように、ハオ・モンはホァンジェンを連れて韓国へ向かう。喧騒から一転、二人だけの満ち足りた時を過ごす二人。そんな折、ホァンジェンはハオ・モンの後輩からの電話を受け、あることを決心する。幸せそうな二人の結婚写真モデルの撮影も終わり、ホァンジェンは改まった表情でハオ・モンに語り始める。

第21話

電話で別れ話を切り出したホァンジェンにハオ・モンはプロポーズするが、ホァンジェンの意志は固く、涙の別れを迎える二人。傷心のハオ・モンは帰国後、ホァンジェンの母からメモ書きを受け取る。そこにはホァンジェンの“諦める理由”と“諦めない理由”が書かれていた。ホァンジェンの助けになろうと、ハオ・モンはションナンと共に暴行未遂の真相を調べ始める。

第22話

シーダイ時代グループ新社長に就任したチエンヤオの会見会場に、ホァンジェンを連れたハオ・モンが現れる。ションナンが撮った証拠映像をもとに事件の真実をメディアの前で明らかにしたハオ・モンは、偏見報道でホァンジェンを中傷した記者たちに謝罪を求める。一方、長きにわたる誤解が解けたションナンはホァンジェンと和解し、チエンヤオにある決意を告げる。

第23話

ホァンジェンへの想いが叶わないハオ・モンは一人韓国へ旅立ち、ホァンジェンと共に歩いた思い出の地を巡る。ホァンジェンも同じくハオ・モンを想い、仕事も手につかない。ションナンは帰国した兄に協力し、ホァンジェンとの交際に反対する母を翻意させようとする。父親も巻き込んで作戦を展開する中、思いがけず目にしたものは驚きの光景だった。

第24話

ハオ・モンの母から直接話を聞いて誤解が解けたホァンジェンの母は、ハオ・モンの母と酒を飲んで大盛り上がり。ハオ・モンはすっかり泥酔した母を家に連れ帰ろうとホァンジェン宅を訪れ、そこで母の本心を知ることに。翌日、怒り心頭の父の意向を受け、弁護士として離婚協議を始めたハオ・モンは両親の前に一つの箱を差し出す…。

第25話

ハオ・モンの母もホァンジェンを認め、ホァンジェンとの未来に障害がなくなりつつある中、ハオ・モンは最後の大きな壁にぶつかる。はたしてハオ・モンのプロポーズの言葉はホァンジェンの心を動かし想いは成就するのか? 同じ夢を見たホァンジェンとハオ・モンの二人に同じ未来は待っているのか!?