#09 もうひとりのインフォン
家楽がずっと楽しみにしていた七夕の夕食だったが、穎風にとってはただの夕食にすぎず、あっさりと終わってしまった。
店を出た2人は口論になる。



一方、恋人たちの楽しそうな声が響き合う頃、何も知らない宝龍はひとりでずっと家楽を待っていた・・・



愛倫は、宝龍が本当は家楽が好きだということを知り、宝龍のことを意気地なしと罵った。



落ち込んだ宝龍は美雲の店で偶然に穎風と会い、三人は酒の勢いで自分の秘密を交換し合った。
そこで穎風はさらに驚くべき秘密を話し始めたのだ。



そしてちょうどその頃、家楽が何者かに連れ去られる。