台湾で高視聴率を記録した「悪との距離」「火神の涙」に続き、台湾公視が送る職業ドラマ

台湾の外科女医原作の小説を原作とした医療系ラブコメ
片田舎の病院赴任となった敏腕の外科女医の生き様と成長を描くー

あらすじ：　伝説の女性外科 劉(リウ)医師は、ある事をきっかけに手術へのモチベーションを失い、さらに問題を起こして、人里離れた田舎の病院へ異動させられる。田舎では大きな問題は起きないだろうと思っていた彼女だったが、地域に密着した病院は、村の患者や近くで発生する交通事故の患者が多く、忙しかった。医療設備の不足する田舎の病院で、さまざまな予期せぬ事態を経験し、互いに助け合い、周りの人々との絆と信頼を築いた彼女は、ついに忘れかけていた心と使命を取り戻すことになる。 都会からやってきた女性外科医が、未曾有の緊急事態にどう立ち向かうのかー。そして、彼女が抱えるトラウマとは？

2022年6月に最終話の放送配信終了後、台湾の主要配信サイトNetflix、MyVideo、Hami Video等で首位をキープ。中国大陸のネットユーザーも積極的に視聴し、中国の大手口コミサイト豆瓣では高評価の8.5点を獲得。台湾Yahoo及び、MyVideoで見事2022年度年間ヒットドラマランキング1位に輝いた大ヒットの社会派ドラマ。

大量殺戮事件の社会的な影響を描いた「悪との距離」、消防士の苦悩を描く「火神の涙」など、良質な社会派ドラマを制作する台湾版NHKと言われる公視電視台が送る社会派ドラマ第三弾。本作「暴走外科医がやってきた」の監督は、社会的な重たいテーマを扱うにはコメディとして伝えることで共感を得るとの視点で描いた。軽快でユーモラスに、台湾の集中治療における深刻な欠員や、医療体制をストーリーに盛り込み、視聴者へ問題提起する。また、都市部と地方の医療資源の格差、台風時の事故、院内での暴力など、独自の医療問題をストーリーに盛り込む。大ヒットし、現在、第二弾の制作も決定！

かつて「執刀マシーン」と噂されたほどの腕前を持ちながら、あるトラウマが原因で手術室に入れないリウ女性外科医が片田舎の病院に赴任。見た目の美しさとは裏腹に、道端で頭蓋骨にドリルして応急処置する手段を選ばない敏腕女医。病院に寝泊まりし、 他人のものを盗み食いする食いしん坊の一面も。そんなワイルドでキュートな女医を演じるのは、ドラマ「結婚って、幸せですか!?」で台湾版エミー賞「金鐘獎」＜助演女優賞＞にノミネート、ドラマ「噬罪者」では、＜助演女優賞＞を受賞した蔡淑臻(ジャネル・ツァイ)。本作の発起人でもある蔡淑臻は、本作が大ヒット後、広告のオファーが殺到し、台湾NO1美魔女としても話題に。

ワイルドなリウ医師にときめく村の青年シャンジュンを演じるのは、「追撃者～逆局～」でヴィック・チョウとW主演し「金鐘獎」 にノミネートされた注目俳優ベラント・チュウ。料理上手な彼と、食いしん坊女医の歳の差恋愛も見どころ。また、医療よりも神頼みや厄祓いで病気を治そうとする村人の信仰や人間ドラマを描き出す。

2001年バラエティ番組「マツコ会議」にて台湾で活躍する日本人としても紹介され、台湾アイドルグループSpeXialの日本人メンバーとして、台湾で人気を集める風田（フォンティエン/かぜた）が出演。手術に意欲的な研修医ティナに恋し、臆病で優柔不断な研修医アグイを、日本人ながら中国語で、重要な役どころを熱演。彼に恋するチンピラ青年のアリャンの同性恋愛の行方など、農村の人々と病院スタッフの間で繰り広げられる人間模様、恋愛模様も見どころの１つ。

原作は、台湾南部 高雄の総合病院で勤務する現役の女性外科医 劉宗瑀(リウ・リサ)氏による同名小説。自身のブログで手術や病院での体験談を紹介し、医療現場の実体験や、病院で目にする人々の感情、医療における人権問題を多く取り上げ、人気ブロガーに。小説も多数出版。