ゆりの出生の秘密にかかわる書類を見つけた芙蓉は、しょう子を問い詰める。偶然通りかかったゆりは、真実を知り家出を決意する。
行く宛てもなく彷徨っているゆりは、天才漫画家―桃家猫吉と出会い、彼の事務所に向かい、雑用係として働き始める。
必死にゆりを探し出そうとする花屋敷家のみんなの中、しょう子だけが無関心を装う。
実は、ゆりはしょう子の最愛の男 枕野一郎の娘なので、内心とても心配していた。