幼くして両親を亡くしたゆり(エラ・チェン)。ある日、容姿が原因で恋人に振られ、家に戻ると唯一の家族だった祖母が急死。おまけに住んでいた家も追い出され、どうしていいか分からなくなったゆりは、祖母が残した手紙を見つける。その中にはゆりの母親は大女優花井しょう子だということ、そしてその母親がまだ生きていることが書いてあった。
孤独だと思っていたのに、家族がいることを知り喜んだゆりは、すぐに母親の元を訪ねるが、そこでゆりを待っていたのは、母親(セシリア・イップ)、長男のスミレ(ジェリー・ホァン)、長女の芙蓉(ルー・ミンジュン)、次男の葵(ジョセフ・チェン)らの冷たいもてなしだった。家政婦として花屋敷家に住むことが許されたゆりだが、皆にこき使われ、自分が本当にここの家の子供なのか疑問を抱く。