【第20話 青色の思い出】



 そして、いつもの笑顔が消えてしまったゆりは、ばあやの腰痛の治療のため病院に向かうことに。そこで偶然にも、バイト中の事故で怪我をした葵を見かけ、思わず彼を追いかけていくが・・・。

 必死に葵を追いかけたゆりは、花屋敷家に戻ろうと葵を説得する。葵は花屋敷家とスミレに対する微妙な気持ちを打ち明けることに。両親が離婚し、幼少の頃から親戚の家を転々とし、いじめられてきた葵。暗く、人間不信となってしまった葵を助けたのはスミレだった。そんな会話をする葵とゆりの前に突然姿を現したスミレは、葵との同棲宣言をする。