【第15話 声の温もり】



 葵がゆりに気があると気付いたスミレは、葵に忠告し、自らも禁酒宣言をすることに。ゆりの二十歳のパーティーの日、成人したゆりは初めてお酒を口にする。そして、禁酒したはずのスミレも一緒に飲み始めることに・・・。慣れないアルコールで倒れるゆり。酔ったゆりを部屋まで運ぶつもりのスミレは、何故かゆりと自分の部屋にいた。しかも、酔っ払っているゆりが、スミレが出演した映画の話や彼の優しさを語り始め、スミレの心は揺れ始める。